No.118 "About the involvement of the tourism industry and regional development" November Issue
2017.1101
【中国のスーパー連休】The super continuous holidays of China
9/23の新華社通信によると、今年の国慶節(10/1建国記念日)は、中秋節の休暇(今年は10月4日)へと続き、八日間の連続休暇になるそうだ。
中国国家旅遊局では、10月の1日から8日までの国内旅行客は昨年同期比10%増の延べ7億人に達し、その収入は昨年同期比12.2%増の5900億元になると予想している(1元は約16.9円)。
携程旅游網の旅行予約データによると、人気の目的地は、三亜、北京、昆明、蘭州、廈門、烏魯木斉、桂林、麗江、西安、上海などであり、小規模ながらも海外旅行もピークを迎えると見られている。調査によると、6.4%がこの休暇中に海外に行くとし、20.9%が香港、マカオ、台湾行きである。
途牛の旅行予約データによると、短距離の人気目的地は、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、カンボジア、ベトナムなどであり、 長距離では、アメリカ、カナダ、オーストラリア、フランス、エジプトなどである。また、東欧やアフリカ行きのツアーも新たな目的地として注目を集めている。
だが、韓国と日本については触れられてはいない。『サービス貿易』上の『輸入』の禁止や制限措置をとっているからだ。
中央日報によると、中国当局の『中国人旅行客ビジネス』は最近のことではなく、周辺国と外交的紛争がある度に中国人観光客の行先を変え、経済的打撃を与えている。2012年には尖閣諸島をめぐる領土紛争をめぐって『日本旅行自制命令』を出し、昨年5月には台湾独立を追求する新総統就任をめぐって『台湾旅行禁止措置』を講じた。そして、昨年11月にはTHAADミサイルを配備した韓国への報復措置として、『韓国旅行商品2割縮小』を指示、今年3/2には『限韓令』を発令して韓国旅行を禁じた。このため韓国では8月末の時点で、180余りの中国人観光客専門旅行会社の9割が開店休業状態となっている。いわば『兵糧攻め』の状態だ。新華社通信によると、9/21中国の外相は韓国の外相に対し、改めてミサイル撤去を要求しているのである。
先月号に記録したのでここでは省くが、日本に対しても同様の措置が始まったようだ。とはいえ、日本では免税店や民泊ビジネス以外に大きなダメージはないとみる。まだまだ日本では、国際観光が『サービス貿易』であるという国際的な認識が甘いからだ。
According to the Xinhua News Agency of September 23, this year's National day (founding anniversary on October 1) is it will be eight days of the "super continuous holidays", in continue with Mid-Autumn Festival vacation (this year is October 4).
China National Tourism Administration predicts that domestic travelers from 1st to 8th of October will have increased by 10 percent to total 700 million people over the same period last year, and that revenue will increase by 12.2% to 590 billion CNY.
According to the travel reservation data of the Ctrip, the most popular destinations are Sanya, Beijing, Kunming, Lanzhou, Xiamen, Urumqi, Guilin, Lijiang, Xi'an, Shanghai. in addition, although it is few the overseas trips too, it is expected to reach the peak. according to the survey, 6.4% decided to go abroad during this holidays, and 20.9% decided to go to Hong Kong, Macau, and Taiwan.
According to the travel reservation data of the Tuniu, the popular destinations of the short distance are Singapore, Malaysia, Thailand, Indonesia, Cambodia, Vietnam.
According to the travel reservation data of the Tuniu, the popular destinations of the short distance are Singapore, Malaysia, Thailand, Indonesia, Cambodia, Vietnam and so on. As long distances, it is USA, Canada, Australia, France, Egypt, and so on. Also, tours to Eastern Europe and Africa are also attracting attention as new destinations.
However, it is not mentioned about Korea and Japan. because it is take measures to ban and restrictions of "imports" on the "service trade".
According to the JoongAng Ilbo, the "Chinese tourists business" of Chinese authorities is not a recent thing, it giving economic blows by changing the place of destination of Chinese tourists every time there is diplomatic conflict with neighboring countries. in 2012, it issued "Self-control order to the travel in Japan" in the territorial dispute of the Senkaku Islands, and in May last year, "Taiwan travel ban measures" was done against the new President seeking independence of Taiwan. And, the China authorities instructed "South Korea 20% reduction of travel" as a retaliation measure against South Korea deploying THAAD missiles last November, and on March 2 this year it is prohibited did traveling to South Korea. for this, in South Korea as of the end of August, 90% of the more than 180 the specialized travel agency for Chinese are Idling. It is, in a way, a "starvation tactics". According to the Xinhua news agency, on September 21, the Chinese foreign minister has requested the South Korean foreign minister to
remove the missile again.
Omit it here, because I recorded in last month's issue, but it seems that similar steps have begun for Japan.
However, I think that there is no serious damage to Japan, except tax-free shops and residential accommodations. it is because international recognition that international tourism is a "service trade" is still shallow in Japan.
【三重県のDMO】Mie Prefecture's DMO
三重県観光連盟は9/25、観光庁に対し『日本版DMO候補法人』の登録申請を行った。申請区分は『地域連携DMO』である。
No.96やNo.112などで詳しく書いたが、日本版DMOとは、地域の多様なステークホルダーを対象とし、科学的アプローチを取り入れた観光地域づくりを行う舵取り役の組織だ。これを全国に確立する事によって、そこを中核とした観光地域づくりを行うことになる。
申請区分については規模によって三種類ある。複数の都道府県に跨る区域を対象とするのが『広域連携DMO』で、三重県は、昇龍道事務局が衣替えした『中央日本総合観光機構』と、『大阪湾ベイエリア開発推進機構』に参画している。
一方、市町村を対象としているのが『地域DMO』で、現在、三重県には『伊勢まちづくり(株)』『(一社)鳥羽市観光協会』『(一社)志摩スポーツコミッション』『(一社)菰野町観光協会』『(株)Verde大台ツーリズム』『相差海女文化運営協議会』の6団体が立ち上がっている。
三重県観光連盟の『地域連携DMO』はその中間的存在で、対象とする区域は県内29市町である。
とはいえ、その役割は上記6団体の地域DMOをサポートするものであり、昔からの観光協会はそこにはない。何故ならば、一昨年11月の記者会見で観光庁長官は、観光協会などの団体は各地にあるが、観光業者だけの取り組みに終始しており、関連産業や住民を幅広く巻き込めていない。データ収集や科学的なマーケティングに欠けるものが多い。効果的なブランディングやプロモーションの実施の為には、民間手法に長けたDMOが不可欠であるとしているからだ。
DMOの機能としては、マーケティングデータの分析と提供、旅行商品のインターネット広告運用代行によるデジタルマーケティング、旅行商品Webサイトのアクセス解析がある。
また、広域プロモーションとしては、ホームページ『観光三重』のプラットフォーム化とプロモーションメディア化であり、リアルプロモーションとしては、大規模イベントへの出展コーディネートとしている。
とはいえ、最も重要な持続可能な財源についての言及はない。私は出国税の再分配を求めるべきだと思う。何故ならば、三重県の夏休み期間中の観光客数は減ったのに、8月のセントレアの国際線利用実績は過去最大だったからである。
この点において、知事の云う「行政の頑張りが足りない」は的を射ている。夏の中・長距離旅行は予約が必須である以上、天候不順は言い訳にはならないからだ。DMOは、こういった市場の流出をデータで証明することだって出来るのである。
On September 25, the Mie Prefecture Tourism Federation filed an application for the registration of the "DMO candidate corporation in JTA. The application classification is "Regional collaboration DMO".
Although I wrote in detail in such as No. 96 or No. 112, what is the Japanese version DMO is an organization of steering teams who create tourism areas incorporating scientific approaches, involving diverse stakeholders in the region. By establishing this in the nationwide, it will be create a tourism zone centered on this.
There are three kinds of application classification depending on the scale. that covers areas that span multiple prefectures is "Wide area cooperation DMO". Mie prefecture is participating in the "Central Japan Tourism Association" that Sho-Ryudo secretariat has changed, and "Osaka Bay Area Development Organization".
On the other hand, it targeting municipal areas is "Regional DMO", currently, six organizations are founded in Mie prefecture.
"Regional partnership DMO" of the Mie Prefecture Tourism Federation is intermediate on that, the target area is 29 municipalities throughout the prefecture.
Nevertheless, its role is to support the regional DMO of the above six organizations, and the old-fashioned tourist association is not covered. Because, the Secretary of the JTA is at a press conference in November of two years ago, the organizations such as sightseeing associations are located in there various places, but it is only the tourism industry's efforts and not widely involving related industries and residents. also many things lack data collection and scientific marketing. It is said that it is essential for DMO, Sm which is good for private methods, for effective branding and promotion.
As functions of DMO is analysis and provision of marketing data, the digital marketing by Internet advertisement operation agency of travel products, and it is access analysis of travel products of web site. As a wide area promotion is a platformization of the website of the "Kanko Mie", and promotion medialization. Also, as a real promotion, it will coordinate of exhibition on large events.
However, it does not mention about the most important of sustainable financial resources. I think there is a right to seek redistribution of the "Exit tax". Because, the number of tourists during the summer vacation period in Mie prefecture decreased, but because the use record of international flights in Chubu International Airport in August was the largest in past. on this respect, the Governor has says "the administration's efforts are insufficient" is correct answer. because bad weather not be established as an excuse, because reservation is indispensable for medium and long distance traveling in summer. DMO can even prove the outflow of such markets by data.
【アウフヘーベンとワイズ・スペンディングの正体】The real intention of "Aufheben" and "Wise spending".
9/28、日本の衆議院が解散した。新華社通信は、首相の「森友・加計問題の疑惑隠しが狙いだ」などとする野党側の批判を紹介、中国外務省の報道官は25日の記者会見で「日本が平和憲法を守れるかどうかをアジアの国家が注目している」と主張。国営中央テレビでは、日本国内に現政権への不信感が募っているとし、安倍氏の望みは空振りに終わる可能性が高いとする。
韓国のメディアも憲法改正に注目している。聯合ニュースによると、改憲の国会発議に必要な3分の2以上を連立与党が確保できるかが最大の焦点とみている。また、『希望の党』代表への関心も強く、中央日報はさらなる日本の右傾化を懸念する。KBS放送は、アンチ勢力の中心が希望の党の代表であり、両者は全面激突の様相だとしている。
ロシアではスプートニクが、衆院解散はスキャンダル追求回避の為だとするオピニオンを載せ、国営ロシア通信では、自民党支持率が回復を見せる一方、野党陣営が結束していないと判断した首相が『優位な状況』を生み出すために解散に打って出たと分析、その上で、『希望の党』が発足したことで『首相のもくろみが崩れた』とも指摘した。
そして米国では、国務省の報道担当者が「確固とした同盟国である日本との間で、引き続き地域、地球規模の課題に取り組んでいきたい」とコメントした。
もちろん、これが安全保障と貿易の事であることは吝かでない。そして、おそらくは夢洲と豊洲に1兆円を超える投資を計画中のMGMリゾーツの事もだ。
調べてみると、このカジノ議連には今年の3月現在で222人の超党派議員がおり、野党勢力の衆議院議員も38人いる。その副会長は『民進党』の代表、その最高顧問は『自由党』の党首、そして、昨年都知事になったので議員ではなくなった『希望の党』の代表までいる。
なるほど、アウフヘーベンとはこの事だったのだ。なにしろ、2016年12/26に成立した『IR推進法』は政府に対し、その公布日・施行から一年以内にIR実施法案を策定、国会に提出するよう求めている。切迫しているのだ。
この実に絶妙なタイミングでNHKは9/29、『ギャンブル依存症』が疑われる状態になったことがある成人が、日本全国で約320万人に上るとの推計結果を報道した。この調査は、日本医療研究開発機構の委託を受けた『国立病院機構久里浜医療センター』の研究グループが、今年の5月から6月にかけ、全国から74歳までの成人男女一万人を無作為に抽出して4685人から回答を得たもので、依存症が疑われるのは全体の3.6%、全国の人口に拡大すると推計約320万人だとしている。ギャンブルで最も多かったのはパチンコやパチスロで、賭け金は平均で1か月約58000円に上るということだ。とはいえこれは、逆に言えば年2兆2272億円の市場だとも受けとれる。これが狙いだ。
更に、9/30の三知事会談では、東京都知事の『希望の党』と大阪府知事の『日本維新』との選挙協力は表明したが、愛知県知事は特に言及がなかった。日本MGMリゾートの準備事務所は東京と大阪にあり、代表執行役員兼社長はオバマ政権時代に日米国大使館臨時代理大使だった人物である。『三都物語』はダミーに違いない。オックスフォード・エコノミクスのレポート『Beyond 2020: Tourism Growth and the Economic Impact of Integrated Resorts in Japan』では、東京圏および大阪圏にそれぞれ投資規模で1兆円、8,500億円のIR施設が建設されると想定しているが、愛知県は想定外である。※
このレポートによると、IRの建設によって、東京では1.4兆円(国内GDPの0.27%)、大阪では9,500億円(同0.19%)のGDPの押し上げ効果があるとしている。直接的な経済効果は、東京圏で年間1.2兆円、大阪圏で8,000億円、IRおよびその付随施設による直接雇用は東京圏で34,500人、大阪圏で26,000人で、年間税収は国税・地方税を合わせて東京が4,700億円、大阪が3,400億円になると推定している。
そして、『希望の党』の10項目の政策協定にある『ワイズ・スペンディング』とは、カジノをIR施設として誘致する事である。9/29、東京五輪の経費を検討している第2回東京都改革本部で、希望の党代表の東京知事は「必要なレガシーをワイズ・スペンディングで使って作っていく」と述べていた。
ちなみに、MGMリゾーツ・インターナショナルはラスベガスに本拠を置く総合リゾート管理会社であり、『マンダレーベイホテル&カジノ』も所有している。10/1、犯人はこの32階から銃撃し58名の犠牲者を出した。
On September 28, the Japanese House of Representatives dissolved. Xinhua news agency reported the opposition's criticism that the prime minister is aiming for hiding suspicion. Also, the Chinese Foreign Ministry spokesman said at a press conference on 25th that "Asian nations are paying attention to whether Japan can protect the peace constitution". On the CCTV, since Japan's domestic distrust of the current administration is increasing, it is said that the Prime Minister's hopes may not go as planned.
The Korean medias is also paying attention to the constitutional amendment. According to the Yonhap News, the coalition ruling party sees it as the greatest focus whether it can secure more than two-thirds required for the constitutional amendment of the Diet. Also, there is also strong interest in representatives of the "Hope Party", and the JoongAng Ilbo is concerned about Japan's further right turning. The KBS broadcast said, that the center of the opposition party to the current administration is the representative of the Hope party, both of which are likely to collide completely.
In Russia Sputnik news posted opinion, that dissolution of the lower house is for avoiding scandal pursuit. in the state-run Russian telecommunications, the prime minister has judged that the opposition camp was not united, while the LDP's approval rating had been restored, and it analyzed that it began to dissolve in order to create "a dominant situation". however, pointed out that "Prime Minister's endeavor will collapsed" as a result of the "Hope party" being launched.
And, in the United States, a State Department spokesperson commented, "We would like to work on regional or global issues continuously between Japan and the United States, a solid alliance."
Of course this would be security and trade. And it would be also probably includes the MGM Resorts, which is planning to invest over 1 trillion JPY in Yumeshima and Toyosu to Japan.
After examining, this federation of the parliaments has 222 bipartisan members as of March this year, and there are 38 members of the House of Representatives from opposition forces too. Amazingly, "Democratic Party" representative is its vice chairman, and the leader of "Liberal Party" is its chief advisor. Moreover, since he became a governor of Tokyo last year, there are also representatives of "Hope party" who is no longer a member.
I understood, "Aufheben" was this thing. After all, the "IR Promotion Act" established on December 26, 2016 calls for the government to formulate an IR implementation bill within one year of its promulgation date and enforcement and submit it to the Diet. that is imminent.
At this exquisite timing, on September 29 NHK News announced the estimation result that there are about 3.2 million adults who have ever been suspected of "gambling addiction" in Japan. this survey was conducted by a research group of "National Hospital Organization Kurihama Medical Center" commissioned by the Japan Medical Research and Development Organization, from May to June this year randomly selected 10,000 adult males and females from the whole country to 74 years old, and got responses from 4685 people, the dependency is suspected in 3.6% of the total, it is estimated that this proportion will increase to the population nationwide, estimated at about 3.2 million people.
The most popular gambling was pachinko and pachislot, with an average of about 58,000 JPY wager per month. however, conversely said, this is can be said also to be the market of 2.2272 trillion JPY annually. the aim of Hyenas is this.
Additionally, at the meeting of the three governors on September 30, there declared election cooperation with the governor of Tokyo's "Hope party" and the governor of Osaka prefecture's "Japan Restoration Party", but Aichi Prefecture's governor had not specifically mentioned. the office of Japan MGM Resorts was in Tokyo and Osaka, and the representative executive officer president was a temporary substitute ambassador for the US Embassy in Japan during the Obama administration. "Three-city story" is a dummy. at Oxford Economics report's "Beyond 2020: Tourism Growth and the Economic Impact of Integrated Resorts in Japan", it is assumed that IR facilities of 1 trillion JPY and 850 billion JPY will be built in the Tokyo area and the Osaka area respectively ing, but Aichi Prefecture is unexpected.※
According to this report, it is said that by the construction of IR, the effect of boosting GDP is 1.4 trillion JPY (0.27% of domestic GDP) in Tokyo and 950 billion JPY (0.19% of domestic GDP) in Osaka. The direct economic effect is 1.2 trillion JPY annually in the Tokyo area and 800 billion JPY in the Osaka area. the direct employment in the IR and its associated facilities is 34,500 in the Tokyo area and 26,000 in the Osaka area. the estimated annual tax revenues for national taxes and local taxes are 470 billion JPY in Tokyo and 340 billion JPY in Osaka.
And, the "wise spending" in the 10 items of policy agreement of "Hope party" is to attract casinos as IR facilities. September 29, in the 2 nd meeting of the Tokyo Metropolitan Government Reform Headquarters, which is examining expenses of the Tokyo Olympics, the Tokyo Governor of the representative of the Hope Party said, "I will create the necessary legacy by using wise spending".
Incidentally, MGM Resorts International which is a general resort management company headquartered in Las Vegas, and own also the "Mandalay Bay Hotel and Casino". but the suspect gunned from this 32nd floor and robbed 58 lives, in October 1.
※10/11、愛知県知事は『三都物語』からの離脱を表明した。
※On October 11, the governor of Aichi expressed his departure from the "Three-city story".
10/22に行われた衆院選では、安倍氏率いる自民党が過半数を得た。
In the House of Representatives election held on October 22, Mr. Abe's LDP member won a majority.
【夏季五輪の光と影】Light and shadow of the Summer Olympics
昨年9月の時点では3兆円を超えるとしていた東京五輪の開催費。内外からの批判を受けた東京都では、今年5月の時点では1兆3850億円までコストダウンするとした。だが、この大鉈(なた)も、招致時に掲げた予算の倍近い出費である事に変わりはなく、それに見合うだけの所謂『五輪効果』も示されてはいない。
ただ、外資系の民泊サイトが『住宅宿泊施設事業法』が施行する前であっても次々上陸して来たことから見て、海外への情報発信量が増えた事は確かである。
なにしろ、2011年の3月に福島第一原発が爆発して以来、海外における日本に関する話題といえば放射能汚染問題ばかりに偏重していたものが、2013年の9月に東京開催が決まったとたん、日本に対する関心はジャパネスクへと180度ターンした。五輪招致はこの負のイメージを覆した点で奏功したといえよう。
とはいえ、五輪開催によって経済成長率が飛躍的に上がるわけではないし、投資に見合うだけのインバウンドがあるわけでもない。国連世界観光機関のデータによると、リオ五輪が開催された昨年のブラジルへの年間インバウンド数は前年よりも27万2000人増えただけであり、ロンドン五輪が開催された2012年の英国へのインバウンドも増えたのは9万人にとどまり、北京五輪が開催された2008年の中国へのインバウンドは、実に167万1000人もの減少を記録している。そして、アテネ五輪が開催された2004年のギリシャへのインバウンドも65万6000人の減少となった。
五輪でインバウンドが飛躍的に増えるというのはフェイクニュースである。
当時のデータによると、ギリシャへのインバウンドは五輪開催の翌年から再び右肩上がりに転じた。ところが、客単価は逆に下落トレンドとなり、2010年からは深刻な経済危機に陥って、今も再建途上にある。アテネ大会のために建てられた競技場も、レガシーではなく21世紀の遺跡であるかのようである。
2001年にユーロ経済圏に加盟したギリシャは、資金調達が容易になった事により国債を乱発し、インフラ整備等の五輪関連支出が当初の計画から倍増、89.1億ユーロ(約1兆円)にまで膨張したのだ。
夏季五輪の施設は、ウインタースポーツ客に転用できる冬季五輪の施設とは違い、都市開催であるが故の『負の経済効果』があるのだ。
振り返れば日本でも、1964年に開催された東京五輪の翌年から『証券不況(オリンピック不況)』に見舞われた。
発端は、五輪による経済刺激効果がなくなった事だった。開催前年の1963年に1738件だった倒産件数は、開催年には二倍以上の4212件となり、翌65年には6141件を記録、サンウェーブ工業や日本特殊鋼、山陽特殊製鋼などが倒産した。そして、証券各社の決算も軒並み赤字となり、1964年に赤字となった山一證券では取り付け騒ぎが起きた。
そもそも、大方にとっての夏季五輪とは、空調のきいた涼しい部屋で新型テレビで見るものである。五輪について、国内外に多くの懐疑論があることも事実だ。招致疑惑を追求しているフランス検察の動向も気になるところである。
とはいえ、公式スポンサーの一翼も担う日本の大手メディアは、盛り上げる事はあっても異を唱える事はない。また、余程の不可抗力でもない限り、いまさら廻れ右できるものでもない。
その一方で、航空チケットや宿泊料金の高騰、厳重警戒や混雑などを嫌うインバウンドも確実にいる。しかも、五輪開催中はテレビに釘付けになる為、国内観光客も減るに違いない。全ての地域で行政の頑張りが求められるのだ。
地方自治体における集客対策としては、今から海外に向けて地域情報を発信し、開催期間中に滞在することを勧めることで知名度を高める必要がある。個々の施設だけでは無理があるからだ。そして、試合は大型モニター等で観戦してもらうといった、具体的な独自集客アイデアも検討すべきである。
今夏の集客について三重県知事は、行政の頑張りが足りないと述べた。それは2020年の夏にはもっと必要になるのだ。
In last September, a cost calculation of the Tokyo Olympics it will exceeded 3 trillion JPY. In Tokyo, which was criticized from inside and outside, it said that as of May this year it will lower the cost until 1.388 trillion JPY. But still, it is over twice the original budget. moreover, also the so-called "Olympic effect" against it is not shown.
However, it is certain that the number of information sent abroad has increased as the residential accommodation's matching sites by foreign-owned have landed one after another even before the "residential accommodation business law" is enforced.
Anyway, as the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant exploded in March 2011, the news of Japanese relations was biased towards radioactive contamination problems. however, in September 2013, as soon as the held in Tokyo will decided, interest in Japan turned 180 degrees to the Japanesque. It can be said that inviting the Olympics was a success in reversing the negative image.
However, by the holding of the Olympics does not mean that the economic growth rate will rise dramatically, and there is not necessarily is not enough also inbounds. According to the data of UNWTO, the annual number of inbounds to Brazil last year when the Rio de Janeiro Olympics was held has only increased 272 thousand more than the previous year. the London Olympics held the inbounds to the UK of 2012 has only increased by 90 thousand. the 2008 inbounds to China where the Beijing Olympics was held has recorded a decrease of 1.67 million. And, the inbounds to Greece in 2004 when the Athens Olympics was held is also a decrease of 656 thousand.
It is a fake news to say that the Olympics will dramatically increase the inbounds.
According to data at the time, the inbounds to Greece began to rise again from the following year after the Olympics. however, expenditure per customer is on a downward trend, and since 2010 it has been in the midst of a serious economic crisis and is still in the process of rebuilding. also stadiums built for the Athens Games are as if they were ruins of the 21st century not legacy.
Greece, which joined the euro economic zone in 2001, issued a large number of government bonds as funding became easier. as a result, Olympic spending such as infrastructure development doubled from the initial plan and expanded to 8,910 million euros.
Unlike the winter Olympic facilities that can be converted to winter sports customers, the facilities of the Summer Olympics have the "negative economic effects" because is held in a big city.
Looking back, also in Japan suffered from "securities-olympics-recession" the year after the Tokyo Olympics held in 1964.
The origin was that the economic stimulus effect by the Olympics has disappeared. the number of bankruptcies which was 1738 cases in 1963 the previous year held, but it was more than doubled to 4212 cases in the Olympics year, and in 1965 is 6141 cases were recorded. such as "Sunwave Kougyo", "Nippon Tokushu-ko","Sanyo Tokushu Seiko" went bankrupt. And, the securities companies' financial results also gained deficit, and mounting confusion occurred in Yamaichi Securities which became a deficit in 1964.
In the first place, for most people the summer Olympics is what you see on a new TV in a room with air conditioning. regarding the Olympics, it is also true that there are many skepticism both at home and abroad. also to progress of bribery investigation by the French prosecution is concerned.
However, the major Japan's medias, which is also a member of the official sponsor, will never report negative news. Also, in now it can not be stopped anymore unless, that is too much force majeure.
On the other hand, there is also inbounds that dislikes flight tickets and price increases, severe vigilance and congestion. Moreover, at during the Olympics, the number of domestic tourists also will decrease because be nailed to TV. on the all regions need administration's efforts.
As a countermeasure to attract guests in local governments, it is necessary to raise the name recognition by presenting regional information to overseas from in now and to recommend staying in the area during the Olympic period. because it is impossible with individual facilities alone. And, also it should be consider concrete unique attraction idea such as games to be watched on a large monitor TV.
Mie Prefecture governor said that "the administration's efforts are insufficient" concerning the attraction of customers of this summer. that is necessary even more in the summer of 2020.
【東京湾の汚染】Pollution dans la baie de Tokyo
東京都とオリンピック組織委員会は10/4、お台場海浜公園の水質調査からIOCの基準値で約21倍の大腸菌と約7倍の腸球菌が検出されたと発表した。東京都によると、大雨で下水施設の処理能力を超え、雨水で薄まった汚水が海に放出されたという。ここはトライアスロンやオープンウオーターなどの会場だ。
今後は、汚水を抑制するために、会場に水中スクリーンを設置する実証実験や、下水処理施設の整備などの対策を進めるとし、会場変更の必要はないとする。そうだろうか?
中日新聞系の東京新聞では、2014年より東京湾に注ぐ主要河川の河口部で、定期的に堆積したセシウム濃度を計測している。2016年12/2の報道によると、福島第一原発爆発事故から五年半が経過しても、川で運ばれてきた放射性物質が新たに蓄積している事が認められ、お台場海浜公園に注ぐ隅田川も、1キログラムあたり138〜182ベクレルのセシウム137(半減期約30年)の堆積が確認されている。詳細はNo.108の【混ぜるな危険】で書いた。
環境工学では、放射性物質は森林の土壌にとどまるが、都市部では河川などの水環境に容易に流入するといわれている。セシウムは引き続き首都圏の河口に供給され蓄積されているのだ。しかも、更に毒性の強いストロンチウム90(約29年)やプルトニウム239(約24,000年)などは未確認である。水との親和性が高くて分離不能のトリチウム(約12年)もだ。
これらのリスクを世界のアスリート達に負わせるくらいならば、東京五輪は辞するべきであり、そのためには国際世論も必要ならば、フランス検察によるJOCの贈収賄捜査も必要である。ちなみに、五輪招致にまつわる贈収賄事件を捜査しているブラジル連邦警察は10/5、ブラジル五輪委員会の委員長と最高執行責任者を逮捕した。
On October 4, the Tokyo Metropolitan Government and the Organizing Committee of the Olympic Games announced that about 21 times Escherichia coli and about 7 times of enterococci were detected in a standard value of the IOC from water quality survey of "Odaiba Beach Park". According to the Tokyo metropolitan government say, heavy rain surpassed the processing capacity of sewers, sewage diluted with rainwater was released into the sea. this place is the venue for such as triathlon and the Olympic open water.
In future, in order to suppress wastewater, we will proceed with measures such as demonstration experiments of installing underwater screens at the venue and maintenance of sewage treatment facilities, and said there is no need to change the venue. Will it really be so?
Tokyo Shimbun of the Chunichi Shimbun measures the concentration of cesium that accumulates regularly at the mouth of main rivers that inject into Tokyo Bay since 2014.
According to the report on December 2, 2016, that radioactive substances that have been carried in the river are newly accumulate even after five and a half years since the Fukushima Daiichi nuclear pawer plants explosion accident. also the Sumida River flowing into Odaiba Beach Park, where the triathlon competition is scheduled to be held at the Tokyo Olympics, has also been confirmed to have accumulated 138 to 182 Bq cesium 137 per kilogram (half-life of about 30 years). it detail, I wrote in【Don't mix, it's dangerous】of No.108.
In environmental engineering, radioactive substances stay in the soil in forest areas, but in urban areas it is said to easily flow into the water environment such as rivers. Cesium still continues to be supplied and accumulated at the mouth of the river in the metropolitan area.
Furthermore, Strontium 90 (about 29 years) and Plutonium 239 (about 24,000 years) etc, which are more toxic, have not been confirmed yet. Also, it is Tritium too (about 12 years). it has a very strong affinity with water and cannot be separated.
If it the risks of these are to be borne by world athletes, the Tokyo Olympics should be declined, for that, also international public opinion is necessary and also JOC's bribery investigation by the French prosecution. Incidentally, on October 15 the Brazilian Federal Police, who is investigating the bribery case concerning the Olympic bid, arrested the chairman and the chief operating officer of the COB.
前述の如く、ブラジル連邦警察は10/5、リオ五輪の開催地決定に絡む票の買収疑惑に関する捜査の一環で、ブラジル五輪委員会の委員長と最高執行責任者を逮捕した。容疑は、開催都市を決める投票権を持つラミン・ディアクの息子の会社と息子の口座に約200万ドルが振り込まれたという事だ。これは東京五輪招致疑惑と同じ状況と金額である。
また、10/10のスイスインフォによると、会長には総額70万ドルの金塊をスイスに隠し持っていた疑惑があり、スイス当局も捜査に乗り出すとの事だ。6月に禁固14年の実刑判決を受けたリオデジャネイロ州の元知事も、スイス国内に資産を隠し持つとされる。
また、スイスインフォでは、フランス検察当局が東京五輪招致活動について捜査中である事も言及している。
日本では昨年9月に、第三者委員会で 「招致委員会側の対応に問題はなかった」とする調査報告を既に公表していた。だが、IOC倫理委員会の声明は「新たな事実がわかれば暫定的な措置も検討する」との事である。
As I mentioned before, On October 5, the Brazilian federal police arrested the COB chairman and COO as part of an investigation into alleged suspicion of votes involved in determining the venue for the Rio Olympics. the suspect is that Ramin Diak had a voting right to decide the host city, but about 2 million dollars was transferred to the son's company and son's account, and this is the same situation and amount of money as the case of bid hosting the Tokyo Olympics.
Also, according to the Swiss Info of October 10, the Swiss authorities will also investigate the suspicion that the representative was hiding a gold bullion of 700,000 dollars in Switzerland. also the a former governor of Rio de Janeiro province, which was imprisoned for 14 years imprisonment in June this year, is said to have assets hidden in Switzerland.
In addition, the Swiss info also refers to that the French prosecution authorities are also investigating the Tokyo Olympics bidding activity.
In September of last year, in Japan, a third party committee announced a research report saying already "There was no problem with the bid committee's response". however, according to a statement of the IOC's ethics committee says "If we find out new facts we will consider also temporary measures".
【なら奈良レポート2017.1005/国連世界観光機関のグローバル観光セミナー】
A precedent of Nara 2017.1005 / Global Tourism Seminar of UNWTO
89回目となる今回の奈良行きは表題の目的によるもので、松阪の旅館組合長と本居宣長記念館館長の同行である。道中、166号線で宇陀市に立ち寄り、11/3に松阪市で開催される『氏郷まつり』に出店する大宇陀商工会にご挨拶。奈良市への到着は正午すぎとなった。
奈良公園では、格安ツアーバスの姿こそないものの、家族連れのアジア系インバウンドに交じって修学旅行生の姿もある。セミナー受付は13時からで、会場はホテル日航奈良。後続の観光協会2名も加え、三重県松阪市からの参加者は民間人が5人、行政からは参加者なし。他県と比べると頑張りが足りないようだ。
UNWTOグローバル観光セミナーの今回のテーマは、ガストロノミーを通じた持続可能な観光・国際交流の可能性。ガストロノミーとは、平たく言えば食文化の事で、特に定義があるわけではない。その利点は、顕著なランドマークがなくても観光コンテンツとして成立する事にある。
主催者挨拶は、奈良県副知事とUNWTO駐日事務所の代表だ。聴衆は100名ほどである。
最初のスピーカーは、『なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)』の副校長。テーマは「奈良の美味しい食の創造」で、奈良県特産品のブランディングの取り組みの紹介だ。現在、奈良県の飲食店数は宿泊客室数と共に全国47位。県ではその向上策としてNAFICを創設し、フードクリエイティブ学科とアグリマネージメント学科を設け、地域力の強化をはかるとする。外資も含めてホテルラッシュの奈良で、このようなプロ育成を行政主導で行う事は、まさに時宜を得た挑戦だといえる。似たような取り組みだった伊勢市二見の『国際リゾート短大(1991-1998)』は惨敗に終わったが、今はインバウンドの追風があるのだ。
次のスピーカーは、ANA総研の取締会長による「食を通じた地域の魅力がヒトとモノを動かす-ONSEN・ガストロノミーツーリズムの取組と成果」で、食と温泉の地域活性化事業の取り組みを紹介した。これは、かつてはバス会社の十八番だったウォーキング・イベントに、食と温泉もセットした企画のANA版で、どちらかといえばアジア系ツアー客向けの商品である。とはいえ、これによって万年赤字の日本の航空旅客の国際収支が少しでも改善すれば、それに越したことはない。だが、その一般商品化の為には、タトゥーの入浴を解禁し、水着入浴も認めなければならない事にもなる。地域住民や日本人観光客との齟齬が心配だ。
そして、スペイン政府観光局のマーケティング・マネージャーによる「スペインの食と世界遺産」は、ポジティブな面の紹介にとどまった。どのような産業でも、成長期においては必ずポジティブな面とネガティブな面がある。だが、カタルーニャ州の独立問題についてはさらりと触れるにとどまり、民泊問題については触れずじまいであった。
現地報道によると、スペインGDPの12%を担うカタルーニャ州の独立を求める住民投票は、有権者約531万人のうちの43.03%にあたる約229万人が投票し、このうち賛成が90.18%、反対が7.83%の結果となった。だが、もしこれでカタルーニャ州がスペインから独立するような事にでもなればEU離脱となって、企業のカタルーニャ撤退を招き、観光産業だけで食べていく事になる。カタルーニャ州では独立国としてEUへの加盟を希望しているが、スペインが賛成票を投じる見込みがないからだ。
カタルーニャの州都バルセロナ市のデータを見てみると、三つの世界遺産を有する同市はスペインの中でも最も観光客が多く、年間観光客数は約3200万人と、同市の人口160万人の約20倍にも上る。観光産業だけで食べていくつもりだろうか?
ところが、バルセロナ市は今『観光客削減』に乗り出している。既に昨年10月からは歴史地区での商業施設等の新設を禁止、今年1月末には市議会で2019年以降新たなホテルの建設を禁止する法律が可決され、3月中旬に市長が発表した『2020年に向けた観光都市計画』では、民泊マンションの固定資産税を今後は引き上げると共に、新たな認可もやめるとし、B&Bの年間提供部屋数も制限するとの事である。
この『観光客削減計画』で最も懸念されるのは経済への影響だ。観光収入はバルセロナのGDPの14%、12万人雇用にもつながっている。とうぜん観光と関連業界は反対だ。どうしてこうなったのか?
そこにあるのは、地域住民と観光客との齟齬である。市役所の市民6000人アンケートによると、観光客の多さに困ると答えた人の割合は全体の約8%で、困り事としては失業問題の24.9%に次ぐ2位となった。しかもバルセロナを訪れる観光客の58%も、観光客が多すぎるとの事である。また、民泊急増によって品行の良くない外国人観光客が目立つ上に、家賃が平均23%も上昇した事で、地域住民の生活権を脅かした事も大きい。
少な過ぎるのも多過ぎるのも困る。
私たちは、半世紀先を行く欧州の観光政策を、清濁併せもって学ばなければならないのだ。
In Nara Park, many families travelers from Asia area although does not see a tour bus, and also school trips have coming. the seminar is accepted from 13 o'clock, and the venue is Hotel Nikko Nara. adding also two people of the tourism association have joined, five citizens participated from Matsusaka City, Mie pref. but, participants from the administration are zero. the administration's efforts are insufficient as compared with other prefectures.
The theme in this time of the UNWTO Global Tourism Seminar is Possibility of sustainable tourism and international exchange by "gastronomy". the "gastronomy" is essence of the food culture, but there is no particular definition. the advantage of gastronomic tourism is to be established as sightseeing content even without a remarkable landmark.
The organizer's greeting was Deputy governor of Nara Prefecture and Representative of the UNWTO Japan office. the audience is about 100 people.
The first speaker is Deputy principal of "Nara Agriculture and Food International College (NAFIC)". the theme is "Creating delicious foods in Nara", introduced the branding initiatives of Nara prefecture special products. Currently, among the 47 prefectures, the number of restaurants and rooms in Nara prefecture is the smallest. So, NAFIC was founded in the prefecture and plans to strengthen regional strength by setting up the food creation department and the agricultural business management department. In Nara, where hotel construction will continue, including foreign investment, doing administrative led training of such professionals can be said to be a timely challenge. "International Resort Junior College" of Ise City, which was a similar initiative, ended in a disastrous defeat, but in there are a lot of inbounds right now.
The next speaker is the Director of ANA Research Institute. theme is "The appeal of the area by food drives people and things. ONSEN · Efforts and Achievements of Gastronomic Tourism", he introduced the efforts of regional revitalization project of foods and hot springs. this is an ANA version of the plan that once the previously the bus company was doing well walking event and plus also food and hot springs. If anything, it is a commodity for Asian group tourists. however, by this if the international payments of the "Air Passenger" of Japanese airline companies improves anyway, that is not bad. it is because it is always in deficit. but, for the purpose of general commercialization, it is necessary to lifting a ban of tattoos and also admit swimsuit bathing. I am concerned about discrepancies with local residents and Japanese tourists.
And, the "Spanish food and World heritage" by the Japanese marketing manager of the Tourism Board of Spain was only the announcement of positive aspects. In any industry, there are necessarily positive and negative aspects in terms of growth, but it only touches lightly about Catalonia's independence issue, and does not mention about the residential accommodation business problem. According to local reports, the referendum seeking independence of the State of Catalonia which is responsible for 12% of the Spanish GDP is approximately 2.22 million people in 43.03% of the voters of referendum of 5.31 million people and it was 90.18% in independence favor and 7.83% in independence opposition. but, if the province of Catalonia becomes independent from Spain, it will lead to withdrawal from the EU, large enterprises will withdraw from Catalunya and it will be only in the tourism industry. because in Catalonia as an independent nation wishes to join the EU, but the possibility of Spain casting a vote in favor is extremely low.
Looking at the data of Barcelona City, which is the capital city of Catalonia with three World Heritage sites, here are the most tourists in Spain, the annual number of tourists is about 32 million, about 20 times the city's population of 1.6 million. Are you going to eat only in the tourism industry?
However, the city of Barcelona is now embarking on "reducing tourists." it has already prohibited new establishment of commercial facilities etc. in the historical district from October last year, and at the end of January this year the city council passed legislation prohibiting the construction of new hotels since 2019. Also the mayor announced in the middle of March this year that "Tourism City Plan for 2020". it is said that in the future it will be raise the property tax of Residential Accommodation, and will be stop the new approval of such apartment too. Furthermore, also it will limits the number of rooms B&B will rent out annually.
The most concern in this "Tourism Reduction Plan" is the impact on the economy. Tourism income is responsible for 14% of Barcelona 's GDP and it also leads to 120,000 jobs. The tourism industry and related industries are opposite of course. Why did this happen?
It because is there is a discrepancy between local residents and tourists. according to the questionnaire to 6,000 citizens by the city hall, the proportion of those who said they were having trouble with the number of tourists was about 8% of the total, and this troubles were second only to the 24.9% of unemployment problems. Moreover, 58% of tourists visiting Barcelona too says there are many too much tourists. in addition, vulgar foreign tourists became prominent due to the rapid increase of residential accommodation facilities, and it is greatly involved that also the average rent also rose 23%, the residents living right was greatly impaired.
Also be troubled for the also too few or too many.
We must learn about not only good and also bad things about European tourism policy going half a century ahead.
【8月の国際収支】August's Balance of payments
10/10、財務省は8月の経常収支(速報)を公表した。これによると、経常収支の黒字は2兆3804億円で、このうち旅行収支は927億円、貿易収支は3187億円の黒字である。
旅行収支は受取が3056億円、支払が2129億円。貿易輸出額は6兆1656億円で、輸入額は5兆8470億円だ。
一方、海上旅客は受取が0円、支払が5億円で▲5億円。航空旅客は受取が280億円、支払が799億円で▲519億円である (四捨五入の為に合計に合わない場合がある)。
JNTOによると、8月のインバウンドは2,477,500人、アウトバウンドは1,889,000人(両方とも暫定値)だ。日本の航空旅客と海上旅客は相変わらずの赤字である。
On October 10, the Ministry of Finance announced the provisional balance of payments of August. according to this, Current Account Balance surplus is 2.3804 trillion JPY. Among them, Travel Balance is surplus of 92.7 billion JPY, and the Trade Balance was 318.7 billion JPY.
The credit of Travel balance is 305.6 billion JPY, and the debit is 212.9 billion JPY. the exports are 6.1656 trillion JPY, and the imports are 5.8470 trillion JPY.
On the other hand, the credit of the Sea passenger is 0 JPY and the debit is 500 million JPY for ▲ 500 million JPY. the credit of the Air passenger is 28.0 billion JPY and the debit is 79.9 billion JPY for ▲ 51.9 billion JPY. (Totals may not add due to rounding.
According to the JNTO, August's inbound was 2,477,500 people and outbound was 1,889,000 people (both is provisional values). Japan's Air passenger and Sea passenger are in deficit as usual.
[経常収支/国際収支 ]Current Account Balance / Balance of Payments
Jan. 655
Feb.28,136
Mar.29,077
Apr.19,519
May 16,539
Jun. 9,346
Jul.23,200
Aug.19,704
[経常収支の内訳]Breakdown of the Current Account Balance
○貿易収支 Trade ○サービス収支 Services
Jan.▲8,534 Jan.▲2,357
Feb.10,768 Feb. ▲639
Mar. 8,655 Mar. 1,804
Apr. 5,536 Apr.▲2,947
May ▲1,151 May 421
Jun. 5,185 Jun. ▲499
Jul. 5,666 Jul.▲2,373
Aug. 3,187 Aug. 202
○第一次所得収支 Primary Income ○第二次所得収支 Secondary Income
Jan.12,655 Jan.▲1,108
Feb.19,751 Feb.▲1,745
Mar.21,951 Mar.▲3,333
Apr.18,480 Apr.▲1,551
May 19,243 May ▲1,973
Jun. 5,072 Jun. ▲412
Jul.21,470 Jul.▲1,563
Aug.22,385 Aug.▲1,970
[サービス収支の内訳]Breakdown of the Service Balance
○トランスポート Transport ○トラベル Travel
Jan. ▲669 Jan. 1,513
Feb. ▲534 Feb. 897
MAr. ▲577 Mar. 788
Apr. ▲395 Apr. 1,779
May ▲358 May 1,272
Jun. ▲378 Jun. 1,343
Jul. ▲528 Jul. 1,560
Aug. ▲596 Aug. 927
○その他サービス Other Services
Jan.▲3,202
Feb.▲1,001
Mar. 1,593
Apr.▲4,331
May ▲493
Jun.▲1,463
Jul.▲3,405
Aug. ▲129
[トランスポートの内訳]Breakdown of the Transport
○海上旅客 Sea Pasenger ○海上貨物 Sea Freight
Jan. ▲6 Jan. 476
Feb. ▲11 Feb. 402
Mar. ▲9 Mar. 643
Apr. ▲11 Apr. 578
May ▲10 May 620
Jun. ▲12 Jun. 648
Jul. ▲6 Jul. 709
Aug. ▲5 Aug. 551
○航空旅客 Air Passenger ○航空貨物 Air Freight
Jan. ▲394 Jan. 49
Feb. ▲447 Feb. 47
Mar. ▲474 Mar. 52
Apr. ▲263 Apr. 59
May ▲415 May 66
Jun. ▲414 Jun. 71
Jul. ▲552 Jul. 54
Aug. ▲519 Aug. 55
(単位:億円 Unit:100 million JPY)
【これも黒船か?】Is this also a black ship? 中国では昨年11月より『配車サービス』として、自家用車で客を有償輸送するビジネスが合法化されており、最大手の『滴滴出行』(ディディチューシン)の登録ユーザーは3億人超とされる。だが、日本はそうではない。それなのに中国の配車業者のサイトやアプリには、奈良の観光コースとして東大寺や奈良公園周辺も記載されている。
10/13の産経新聞によると、奈良市内では今年の6月頃から中国式の白タクが確認されたようで、東大寺や奈良公園周辺で、特定のミニバンから中国人御一行の乗り降りが確認されている。先日の奈良行きでは気付かなかったが、次回は注意が必要だ。
もちろん出没するのは奈良だけではなく、関空や成田など各地の空港でも横行しているとの事である。
このような違法タクシーは、中国で運営されるスマホのアプリやネットのサイトに登録することによって、在日中国人が無許可で客を運んでいる。駐停車ルールを無視し、事故の際の搭乗者保険もない。また、正規事業者の営業妨害でもあり、日本の税収にも旅行収支にも結びつかない。マネーは中国へと還流する。
ところが、違法民泊と同じく摘発は容易ではない。今年6月には中国籍の男2人が道路運送法違反容疑で沖縄県警に再逮捕されたが、職質されても運転手は「友達を乗せている」と答え、予約から支払いまでがモバイルなので証拠がつかみにくいとされている。
近畿運輸局は「情報は入っており、早く対策をとりたい」とする。とはいえ、シェアリングエコノミーの理屈を用いて、民泊みたいに合法化を目論む可能性も無きにしもあらず。用心すべきである。
滴滴出行はアリババ、テンセント、百度から投資を受け、2016年8/1には米ウーバーの中国事業を買収、アップルからも10億ドル(約1100億円)の出資を受け『アップルペイ』を使えるようにすると発表、また、9/24のブルームバーグによれば、ソフトバンクグループと共に、東南アジア最大手のオンデマンドの配車や決済サービス会社のグラブに最大20億ドル(約2200億円)出資するとの事である。
In China, in November last year, the business of the customer transportation by private car as a "transportation network app service" is legalized, and with the largest registered user of "Didi Chuxing" being over 300 million people. but, Japan is not so. Nevertheless, in the sites and applications of dispatch companies in China, Todaiji Temple and Nara park around are also listed as Nara tourist course.
According to the Sankei Shimbun on October 13, it seems that the Chinese style illegal taxi began to be confirmed in Nara city is since around June this year. It is confirmed getting on and off a group of Chinese people, from a specific minivan on the around Todaiji and Nara Park. I did not notice when I visited Nara the other day, but I want to pay attention next time.Of course, it is not only in Nara, that it will appear but also in airports in various places such as Kansai International Airport or Narita International Airport.
Such an illegal taxi transports customers without permission, by registering on a smartphone application or a net site managed in China by the Chinese drivers in Japan. it ignores the parking stop rules, and it is dangerous because there is no passenger insurance also in case of accidents. Also, it hinders legitimate businesses, and it does not lead to tax revenues in Japan or travel balance. the money will return in to China.
However, arrest is not easy Just like the illegal residential accommodation business.
Although in June this year two Chinese-registered men were re-arrested by the Okinawa prefectural police on charges of violating the Road Transport Law, even if asked about duties, the Driver answer "passengers are my friends". also it is said that evidence is difficult to grasp because mobile payment is possible from reservation to payment.
The Kinki Transportation Bureau says, "Information is coming in and I'd like to take measures as soon as possible," but I may wish to legalize it like the residential accommodation business using economic sharing theory. we need monitoring.
"Didi Chuxing" receives investment from Alibaba, Tencent, Baidu, and on August 1, 2016 it acquired Uber's Chinese business, and this company received from Apple a 1 billion dollars investment and announced that it will make "Apple Pay" available. Also, according to Bloomberg of September 24, it along with the Softbank Group it will invest a maximum of 2 billion dollars in "Grab" of the largest on-demand dispatch and settlement service company in Southeast Asia.
【人口増加策】Population increase measures
既にNo.79やNo.113にも書いたが、子供人口が増えるという事は、たとえそれが日本でしか通用しないガラパゴス製品であったとしても、国の持続的な内需拡大に貢献する。その内需の力は子供の成長と共に増加する支出によって経済成長のエンジンとなり、地価や物価を押し上げ、社会保障や国債の担保にもなる。
にもかかわらず、今にち取り沙汰される少子化対策については、どれもこれも既に産まれてきた子供に対するフォローばかりであって、能動的に人口を増やすのを目的とはしていない。このような後手策では、仮に育児休暇や待機児童問題を解消したとしても、出産や二子三子が飛躍的に増加する可能性は比較的大きな都市部に限られる。必要なのは能動的な日本人増加政策である。
例えば、赤ちゃん一人につき1000万円の奨励金を国が支給したとすれば、それは21.705倍の生涯消費額(2億1705万円/一人)となって国に還流すると考える事ができる。つまり、ベビー産業から順に年を追う毎に仕事や雇用を増加せしめ、11年ないし12年後には修学旅行需要に達し、18年後からは自動車産業をはじめ、住宅や店舗建設等あらゆる産業に波及する事になる。国内旅行も自然増加する。
制度としては、この奨励金は児童の衣食住や資金運用に加えて、教育や医療費の支出に充てるものとし、死亡または国外移住の場合には原則として減額すべきとする。
その財源は、受益者負担の原則からも、戦後72年の間に急成長できた大企業の『内部留保』の活用が極めて論理的だ。財務省が9/1に発表した法人企業統計調査によると、『内部留保』は2016年度末時点で406兆2348億円と過去最高だ。必要なのはその数パーセントである。2016年の場合ならば、厚労省が9/15にコッソリ公表した出生数確定値が97万6978人だったので、9兆7697億8000万円が必要となる。たった2.5%にも満たない切り崩しで用は足りるのだ。
しかし経団連会長は、406兆円の内部留保のうちの現預金は210兆円ぐらいであって、あとはM&Aや投資にまわすので現金はないとする。
ならば、国内市場を再び拡大する為にも母国に投資すべきであり、政府もその為の仕組みを創出すべきなのである。
I wrote in No. 79 and No. 113, that increasing the child population contribute to sustainable domestic demand expansion of the country, even if it is a proprietary product that only applies in Japan. The fixed value of domestic demand becomes an engine of economic growth by expenditure which increases with the growth of children, it raises land price and price, and it also serves as security for social security and government bonds.
Regardless, it the birth rate countermeasure that is being dealt with now is that only these follow-ups for children who have already been born, and do not aim to actively increase the population. In such a later measure, even if we resolve child-care leave or the waiting child problem, the possibility that birth or second child and third child will dramatically increase is limited to the relatively large urban areas. What is needed is an active Japanese increase policy.
For example, If it suppose that the government provide a grant of 10 million JPY per baby, it can be thought that is will be refunded to the country as 21.705 times the lifetime consumption amount (217.5 million JPY / person). In other words, every year the work and employment steadily increase from the baby industry, after 12 years in will reaching the demand for school trips, and after 18 years will reaching all industries such as housing and store construction, not only the automobile industry. also domestic travel increases naturally.
As the system, this incentive should be used for expenditure on education and medical expenses in addition to children's living expenses and cash management, and should be reduced in case of death or foreign immigration in principle.
The financial resources, from the principle of the beneficiary's burden, the use of "retained earnings" of large companies that grown rapidly in the 72 years after the war is most logical. According to the corporate statistics survey conducted by the Ministry of Finance on September 1, "retained earnings" has expanded to a record high of 406.2238 trillion JPY as of the end of FY 2016. The necessary resources is that several percent. For example, in the case of 2016, since the fixed number of births in this year that the Ministry of Health, Labor and Welfare published on September 15 this year was 976,978 people, 9.76978 trillion JPY is necessary. it is enough for investment within 2.5%.
However, Keidanren Chairman said, that only there are about 210 trillion JPY cash deposits out of internal reserves of 406 trillion JPY, and the balance is transferred to M&A and investment, so there is no cash.
If so, Keidanren should be invest also in the home country for re-expand the domestic market, and also the government should be create that system.
【中国のプロパガンダニュース】A propaganda news of China
10/19に人民日報海外版が報じた、中国旅游研究院の『中国インバウンド国際観光発展報告2017』によると、ビザの簡略化、国際便の増加、免税業務の実施、観光年などのイベント展開により、2016年の中国のインバウンド国際観光市場は引き続き安定した成長を見せたとしている。
また、『一帯一路』参加国のインバウンド国際観光市場のアクティビィティも右肩上がりで、北京、上海、広州、西安、成都、重慶、桂林、昆明、瀋陽などがインバウンド客に人気の観光都市だそうである。
ところが、この記事では中国への2016年のインバウンドは前年比で3.5%増の、延べ1億3844万3800人だと記載されている。国連世界観光機関のデータによれば、この年の中国の国際観光客到着数は5927万人(暫定値)に過ぎないにもかかわらずだ。
そればかりか人民日報は、外国人はそのうち前年比8.3%増の2815万1200人であるとも書いている。つまり、外国人でないインバウンドが1億1029万2600人もいるのだ。すなわち、インバウンドの客源国や地域には、香港、澳門(アモイ)、台湾も含まれていて全体の79.67%を占めている。『中国は一つ』のスローガンはフェイクなのである。
これにより、中国のインバウンド国際観光収入は前年比5.60%増の1200億ドル(約13兆4400億円)と、引き続き安定した回復傾向となり、外国人観光客の中国における消費額は前年比10.3%増の668億ドル(約7兆4816億円)に急増となる。国連世界観光機関のデータによると、この年の国際観光収入は444億3200万ドル(暫定値)であるにもかかわらずだ。報告書にある前年比5.06%増とは、国連世界観光機関へ昨年報告していた2015年の暫定値1141億0900万ドルに対してである。だが、この暫定値は既に確定値449億6900万ドルへと下方修正されている。旅遊研究院は気付かなかったようだ。
しかしながら、2016年の中国へのインバウンドのうち中国で1泊以上宿泊したインバウンドは、前年比で4.2%増の延べ5927万人(暫定値)だったとの記述もある。実は、国連世界観光機関の国際観光到着数が採用する数値はこれであり、日帰り旅行を含まないものである。これをもって中国の国際観光市場規模は、フランス、スペイン、米国に継ぐ世界4位にあると言えるわけだ。一方、日本の場合は、国際観光到着数に日帰り旅行まで含むにもかかわらず、まだ中国の半分にも満たないのである。
According to the overseas version of the People's Daily on October 19, China's inbound international tourism market in 2016 seems continued to show steady growth. this is a quote from the "China Inbound International Tourism Development Report 2017" of China Tourism Research Institute, and seems due to the results of simplification of visa, increase of international flight, implementation of tax exemption project, implementation of events like tourist year.
Also, the activity of the inbound international tourism market of "the Belt and Road" participating countries is also rising. It is said that Beijing, Shanghai, Guangzhou, Xi'an, Chengdu, Chongqing, Guilin, Kunming, Shenyang etc. are popular tourist cities for inbounds.
However, according to this article, it is stated that the 2016 inbound to China is 3.54% higher than the previous year, totaling 138,438,300 people. according to the UNWTO data, the China's International tourist arrivals of this year that despite 59.27 million people (provisional figure).
Moreover, the People's Daily also wrote that foreigners are 28.1512 million people an increase of 8.3% over the previous year. in other words, it also includes inbounds of 102,192,600 people who are not foreigners. That is, Hong Kong, Macao and Taiwan are included in the inbound source countries or regions, which accounts for 79.67% of the total. the slogan of "China is one" is a fake.
As a result, China 's international tourism revenue also increased by 5.60% to 120 billion dollars on sustained recovery trend and consumption of foreign consumers also increased by 10.3% to 6.68 million dollars. according to the UNWTO data, the China's international tourism receipts of this year that despite 44.432 billion dollars (provisional figure). the 5.06% increase over the previous year in the report is against the provisional figure of 114,109 billion dollars in 2015 which was reported last year to UNWTO. But, this provisional figure has already been revised downward to the final figure of 44.969 billion dollars. China Tourism Research Institute seems did not notice.
However, among the inbound to China in 2016, the number of inbounds stayed overnight in China increased by 4.2% from the previous year, also there is a description that it was a totaling 59.27 million people (provisional figure). Actually, the figures in UNWTO International Tourist Arrivals are this and do not include day trips. as a result, it can be said that the international tourism market scale of China is ranked fourth in the world, following France, Spain and the United States. On the other hand, in the case of Japan, despite the inclusion of day trips at the International Tourist Arrivals, it is still less than half of China.
【全国主要旅行業50社の取扱高2017 (1月-6月)】
Sales figures of Japan's major travel industry 50 companies 2017(January-June)
10/21の観光経済新聞では4月分までしか報じていないが、すでに観光庁では1月から6月までの日本の主要旅行業者の売上高を公表している。これによると、新年度となる4月からは新たに4社を加えると共に、JTBグループ25社を1つにまとめることによって計50社となった。No.111の【日本の主要旅行業者49社の取扱高2016】にも書いたが、東日本大震災と福島第一原発爆発を尻目に、空前の海外旅行ブームに湧いた2011年の主要旅行業者は61社あった。市場の高齢化により椅子取りゲームが加速しているのである。ちなみに、『じゃらん』は旅行業者ではないので集計には含まれず、トリップアドバイザーや民泊仲介サイトもない。
さて、今年の上半期を見る限り、日本の旅行業者の取扱パターンに大きな変化はないようである。相変わらず3月のアウトバウンド(海外旅行)取扱はゴールデンウィークの5月よりも高い。また、インバウンド(訪日外国人)取扱はアウトバウンドのそれよりも一桁少ないままである。昨年来、訪日外国人数と海外旅行者数は逆転したが、いくらインバウンドが増えても、日本の旅行業者は儲からない。民泊参入を妨げなかった日本の旅館ホテル業界と同様、日本の旅行業界もマッチングサイトの増加を傍観していた為に、日本式ビジネスモデルが揺らいでいるのである。なにしろ、今年上半期に日本を訪れた外国人は約1375万人で、宿泊・飲食は半期ベースで2兆円を超えている。にもかかわらず、日本の旅行業者によるインバウンド取扱は1070億5329万2千円にすぎないのだ。
Although in the Tourism Economic Shimbun on October 21 was still written only until April, JTA already has announcement a amount of sales of the Japanese major travel agencies from January to until June. According to this, from April, which will be the new fiscal year in Japan, it added four new companies and also to bundled 1 as 25 of the JTB Group companies together, totaled 50 companies in total.
I also write in [Sales figures of Japan's major travel industry 49 companies 2016]. there were 61 major travel companies of 2011, when outbounds became a major outbreak due to the Great East Japan Earthquake and the explosion of the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant. Due to the aging of the market, "chairing game" is accelerating. Incidentally, "Jalan" is not included because it is not a travel agency even now. the residential accommodation business intermediary sites and Tripadviser too.
Well, the handling pattern of Japanese travel agencies in the first half of this year, seems to have not changed significantly as saw. As usual, outbound handling in March is higher than May of the golden week. Also, inbound handling remain an order of magnitude less than that of outbound. Since last year, the number of inbound people and the number of outbound people were reversed, but no matter how much the number of inbound people increased, Japanese travel agencies will not make a profit. in the travel industries in Japan too, the Japanese style business model is shaking because it had ignored the increasing the matching sites, to similarly with Japanese ryokans and hotels industries that not prevented the entry of residential accommodation business. Anyhow, approximately 13.75 million foreigners visiting Japan in the first half of this year, the highest ever, the amount consumed for accommodation, food and drinks exceeded 2 trillion JPY for the first time on a half-year basis. Nevertheless, inbound handling by Japanese travel agencies is only 107,053,292 thousand JPY.
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